気になるところから読みましょう!
貯蓄型医療保険のおすすめ人気ランキング!積立型医療保険と掛け捨ての医療保険のメリット・デメリットも比較
医療保険の加入を検討する際、健康で過ごせた場合に、保険料が無駄になることを気にされる方は多いと思います。
それを解消するには、掛け捨てでない医療保険、つまり、積立型や貯蓄型の医療保険に加入することは選択肢のひとつですよね。
実際に、貯蓄型医療保険を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、具体的にどのような貯蓄型医療保険があるのか、また、どのようなメリットやデメリットがあるのか気になるところではありませんか。
そこで、この記事では、
- 貯蓄型医療保険の人気ランキング
- 貯蓄型医療保険のメリットと掛け捨て型医療保険との比較
- 貯蓄型医療保険のデメリットと掛け捨て型医療保険との比較
について、わかりやすく解説していきます。
最後まで読むことにより、貯蓄型医療保険に関する不明点などを少しでも解決していただき、まずは、今の状態から一歩進んでいただければと思います。
貯蓄型医療保険(積立型で掛け捨てでない医療保険)の人気ランキング
それでは早速、おすすめの貯蓄型医療保険の人気ランキングから見ていきましょう。
気になる保険があったら、しっかりチェックしてみてくださいね。
1位:東京海上日動あんしん生命「メディカルkitR」
第1位は、東京海上日動あんしん生命「メディカルkitR」です。
「メディカルkitR」の人気の理由は、なんといっても払った保険料が全額戻って来るということです。
例えば、掛け捨て型の医療保険の場合、入院や手術をすることなく健康で過ごせた場合、払った保険料は無駄になってしまいますよね。
冒頭でも述べたように、掛け捨て型の保険に関して、このことがネックになっている方は多いのではないでしょうか。
ところが、「メディカルkitR」では、健康で過ごせた場合でも、所定の年齢までに払い込んだ保険料は健康還付給付金として全額戻ってくるのです。
所定の年齢とは、契約年齢が0~40歳の場合は60歳または70歳、41~50歳の場合は70歳、51~55歳の場合は75歳、56~60歳の場合は80歳となっています。
入院や手術の給付金を受けた場合は、その差額分が戻ってくることになります。
注意点としては、健康還付給付金として戻ってくるお金は、主契約の保険料のみで特約の保険料は含まれていないことです。
また、健康還付給付金を受け取った後は、契約時の保険料のまま保障を受けられますが、掛け捨てになります。
主契約の保障内容は、入院給付金(5,000円/10,000円)、手術給付金(入院中:入院給付金の10倍、外来:同5倍)、先進医療給付金(先進医療の技術料を通算2,000万円まで保障)となっています。
このように、いくつかの注意点はありますが、健康で過ごせた場合にも保険料が無駄にならない仕組みに、興味を引かれる方は多いのではないでしょうか。
2位:メットライフ生命「リターンボーナスつき終身医療保険」
第2位は、メットライフ生命「リターンボーナスつき終身医療保険」です。
この「リターンボーナスつき終身医療保険」の特徴も、1位の「メディカルkitR」と同様に、払った保険料が無駄にならなず、リターンボーナスとして受け取れることです。
詳しい内容としては、健康で過ごせた場合に5年ごとに受け取る健康祝金や、途中で入院や手術を受けた場合はその給付金と支払った保険料の差額を、リターンボーナスとして受け取ることができるというものです。
「メディカルkitR」と違うのは、「リターンボーナスつき終身医療保険」は、払込期間が55歳から85歳までの短期払いですので、払い込み期間が終了し、リターンボーナスを受け取った後も、保障が一生涯続くという点です。
この点は、「メディカルkitR」と比較すると、安心できる点かもしれませんね。
「リターンボーナスつき終身医療保険」の保障内容は、以下のI型とII型があります。
保障金額は、入院・退院給付金日額1,000円、通院給付金日額500円として、3口以上15口以下から選びます。
I型 | II型 | |
保障内容 | 入院 | 入院 |
手術 | 手術 | |
通院 | - | |
退院 | - | |
健康祝い金 | 健康祝い金 | |
生存還付給付金 | 生存還付給付金 | |
死亡保険金 | 死亡保険金 |
※ 基本保障のみで特約の設定はない
「リターンボーナスつき終身医療保険」のデメリットとしては、短期払いということもあり保険料が高いことです。
例えば、30歳男性で、II型、払い込み期間を70歳とした場合、保険料は7,435円となっています。
他の、特に掛け捨て型の保険の保険料と比較するとかなり高い印象ですね。
そのため、払い込み期間が終わるまでこの保険料を払っていけるか、しっかり吟味して加入することが大切です。
3位:ソニー生命「メディカルベネフィットリターン」
次にご紹介する第3位は、ソニー生命「メディカルベネフィットリターン」です。
この「メディカルベネフィットリターン」も、支払った保険料が健康還付給付金として戻ってくるメリットがあります。
やはり保険の加入者としては、払った保険料を無駄にしたくないという気持ちが根底にありますからね。
「メディカルベネフィットリターン」の場合は、健康還付給付金を受け取った後は、1位の「メディカルkitR」と同様に、契約時と同じ保険料で保障を継続していくことになります。
もし、健康還付給付金を受け取った年齢で、別の医療保険に加入することを考えると、保険料はかなり割安になるので、そのこともメリットのひとつといえるかもしれませんね。
基本保障の内容は、入院給付金、手術給付金(放射線治療、骨髄移植含む)、健康還付給付金、死亡給付金となっています。
特に三大疾病による入院は、支払日数が無制限になったり、通常の手術給付金は入院給付金の5~20倍ですが、三大疾病の手術の場合は最高40倍になるなど、三大疾病の保障が他の貯蓄型保険よりも手厚くなっています。
注意点としては、健康還付給付金として戻ってくるのは、基本保障の保険料のみで、特約の保険料は対象とはなっていないことです。
4位:メディケア生命「メディフィットリターン」
第4位は、メディケア生命「メディフィットリターン」です。
この「メディフィットリターン」も、支払った保険料が健康還付金として戻ってくる保険として人気のある保険なのですが、これまでの1位から3位の保険と違うのは、健康還付金の割合を支払った保険料の100%と105%から選ぶことができる点です。
105%を選んだ場合、月額保険料は100%の保険料よりも若干高くなってしまうのですが、戻ってくる健康還付金も5%多く受け取ることができます。
確実に5%多く戻ってくることがわかっていうので、気持ち的にも安心感があるのではないでしょうか。
ただ、「メディフィットリターン」の場合も、特約部分の保険料は健康還付金には含まれていません。
また、健康還付金を受け取った後は、契約時の保険料のままで保障を受けることができます。
基本保障の内容は、入院給付金、手術給付金(放射線治療、骨髄移植含む)、健康還付金、死亡保険金となっています。
入院給付金の支払日数に関しては、七大生活習慣病の場合は60日追加され、三大疾病の場合は日数無制限となります。
日本人の入院患者の3人に1人は七大生活習慣病によるものと言われていますので、貯蓄型保険でこの保障もありがたいといえるのではないでしょうか。
貯蓄型医療保険のメリットを掛け捨ての医療保険と比較
次に貯蓄型医療保険のメリットを、掛け捨て型の医療保険と比較しながらご説明していきます。
具体的にご説明しますので、是非チェックしてみてくださいね。
解約返戻金や、満期保険金がある
最初にご説明するメリットは、上のランキングの各保険の内容でもお伝えしたように、所定の年齢になると健康還付金が戻って来るので、健康で過ごせた場合でも、それまでに払った保険料を無駄にすることがないということです。
また、払い込み期間を設定してその後に解約すれば、払い込んだ保険料よりも多くの解約返戻金を受け取れる保険もあります。
やはり、保険料を無駄にしないという点が、掛け捨て型との最大の違いですね。
ただ、健康還付金には基本保障の保険料のみで特約部分の保険料は含まれていないことがほとんどなので、特約を多数つけてしまうと、戻ってくるお金も少なくなってしまいます。
また、終身払いの場合は、健康還付金を受け取った後も契約時の保険料を掛け捨てで続けていくことになります。
それでも、高齢で新たに別の保険に入るよりは、割安の保険料で継続できることが多いでしょう。
貯蓄の代わりになる
もう1つのメリットは、貯蓄としての機能があるということです。
それまでに払い込んだ保険料の総額よりも多い解約返戻金を受け取れる場合もあります。
例えば、払い込み期間をなるべく短くして、逆に返戻金をもらう年齢をなるべく先に設定すれば、それだけ多くの解約返戻金を受け取ることができるのです。
これは、払い込まれた保険料を、保険会社がより長く運用できることによるものです。
お金を銀行に預けておいてもほとんど増えない時代ですので、預金の代わりに貯蓄型の保険を利用するのも選択肢のひとつといえるでしょう。
その場合、解約返戻金を受け取る時期をご自身がお金が必要になる時期にあわせて設定するなど、ライフプランにあわせて計画し、上手に使うようにするとよいですね。
貯蓄型医療保険のデメリットを掛け捨ての医療保険と比較
次に、貯蓄型医療保険のデメリットをご紹介していきます。
保険料を無駄にしないというメリットがある一方、当然、貯蓄型にはデメリットもあります。
どのようなデメリットがあるのか、以下で見ていきましょう。
掛け捨ての医療保険と比較すると保険料が割高
これは当然といえば当然なのですが、掛け捨て型の医療保険と比較すると、どうしても保険料が高くなってしまいます。
掛け捨て型は、医療保障の部分のみの保険料でよいことに対して、貯蓄型の場合は医療保障に加えて解約返戻金や満期還付金の部分も必要となってくるからです。
この点は、保険料の安さを第一優先に考える方にとっては、デメリットになってしまいますが、医療保険に貯蓄機能を求める方は、それを理解した上で貯蓄型の保険を選ぶと思われます。
ですので、貯蓄型を選ぶ方は保険料が割高なのはある程度納得済みではあると思いますが、ただ注意しなくてはいけないのは、その割高の保険料をずっと払い続けていかなければならないということです。
契約当初は払っていけると思っていても、ライフステージの変化の中で払うことが難しくなる可能性も否めません。
従って、契約時にはその保険料を満期まで払っていくことができるか、しっかり検討することが重要です。
途中解約すると積立た保険料が無駄になる
2つ目のデメリットは、途中解約するとそれまでの保険料が無駄になってしまうことです。
特に契約してから短期間で解約すると、ほとんどの場合、払った保険料に比べてわずかのお金しか戻ってきません。
掛け捨て型の場合は、そもそも掛け捨てなのでいつ途中解約しても同じですが、貯蓄型の場合はそういうわけにはいきませんよね。
途中解約で保険料が無駄になることは、上のメリットの「貯蓄の代わりになる」のところでご説明した、払い込み期間をなるべく短く設定して、その後の受け取り時期をなるべき先に設定すれば、多くの解約返戻金をもらえることの逆パターンです。
保険会社は払い込まれた保険料を運用する期間がほとんどないために、解約返戻金はごくわずかとなってしまうのです。
このように、貯蓄型の保険は途中解約すると損をしてしまうので、そうなることのないよう、契約時には無理のない保険料を設定するのが大切です。
そもそも貯蓄型医療保険の商品数が少ない
3つ目のデメリットは、貯蓄型医療保険は種類が少ないということです。
医療保険といえば、昔から掛け捨て型が一般的でしたので、各保険会社とも掛け捨て型の保険は多く販売しています。
また、掛け捨て型は保障の対象が医療に特化しているので、医療の現場の進歩に応じて新しい保険も次々に販売されています。
一方で、貯蓄型の医療保険は比較的新しい保険であり、掛け捨て型と比べると保険の数自体が少なく、医療保障の内容も比較的画一的な内容が多いようです。
貯蓄機能があるというメリットの一方、医療保障に関しては充実した保障内容であったり、幅広い選択肢から選ぶということができにくいのが現状といえるかもしれません。
まとめ:貯蓄型保険料は貯蓄をしたい方、満期保険金を受け取りたい方におすすめ
おすすめ記事

医療保険ランキング.comの管理人です。
サイト利用者のためになる情報を届けるをモットーに本当に役立つ情報を提供させていただきます。
医療保険ランキング.comの管理人です。
サイト利用者のためになる情報を届けるをモットーに本当に役立つ情報を提供させていただきます。