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赤ちゃんの医療保険の必要性を徹底解説!おすすめランキングも紹介
妊娠中の方や赤ちゃんがいらっしゃる方で、赤ちゃんを医療保険に加入すべきか、考えておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お子さんが小さいうちは、何があるかわかりませんし、万が一のときに備えておきたいと思うのは親として当然でしょう。
また、加入する場合は、どんな保険があるのか、ご自身のお子さんにはどんな保険がよいのか、具体的に知りたいですよね。
なんの医療保険が自分にいちばん合っているのかは、正直、豊富な専門知識がないと記事を読んでも判断できません。
3つの質問で簡単に見極めましょう。
・赤ちゃんの医療保険のおすすめランキング
・赤ちゃんに医療保険は必要なのか?
・赤ちゃんに医療保険は不要/必要だという意見
・出産前に加入できる赤ちゃん向けの医療保険はあるか?
・学資保険に医療保障を追加すべきか?
について、わかりやすく解説していきます。
赤ちゃんがいらっしゃる方だけでなく、妊娠中の方にも参考になる情報もありますので、是非、最後までお読みいただき、赤ちゃんに医療保険が必要かしっかり検討し、お子さんに適した医療保険を選ぶ材料にしていただければと思います。
赤ちゃんのための医療保険おすすめランキングを発表!
まず最初に、赤ちゃんが入るのならこれがおすすめという医療保険を、ランキング形式でご紹介していきます。
1位「共済」!
共済には、都民共済、県民共済のように自治体が運営するもの、農協が運営するJA共済、コープ共済などあります。
共済を利用する条件としては、運営する協同組合などに出資を行ったり組合員となる必要があります。
どんな特徴があるのか見てみましょう。
・掛け金が安く、保障範囲が幅広い
共済は、「相互扶助の精神に則った組合員の助け合い」のもとに、成り立っており、一般の医療保険と異なり、共済事業という非営利事業であるため、広範囲の保障が安い掛け金が設定されているのが特徴です。
例えば、コープ共済の「たすけあいジュニア」の1,000円コースでは、
・入院日額は6,000円(1~360日)、270日以上の長期入院では36万円
・通院日額は2,000円(1~90日)
・手術では5・10・20万円
・事故後遺障害では14~350万円
・病気死亡・重度障害の場合100万円(事故死亡・事故重度障害の場合は50万円プラス)
・親死亡・親重度障害は4万円
・扶養者事故死亡・扶養者事故重度障害は100万円
など、1,000円でこれだけの保障が確保されています。
・割戻金が戻る
毎年の決算で剰余金が出たときに、その時点での加入者に割戻金が返金されます。
共済金(保険料)の支払が少なければ、その分割戻率も高くなり、この点も共済が非営利事業であることのメリットといえるでしょう。
共済の中でも割戻し率が高いのは、県民共済で、低いものでも20%前後、最も高いのは埼玉県民共済で、平成30年7月決算時の割戻し率はなんと47.75%です。
もともと安い掛け金なのに、さらにそのほぼ半分が戻ってくると考えれば、かなりお得感がありますね。
「共済」の詳細は以下
「共済」(ここでは県民共済)と民間医療保険の違いなどを解説!
2位「オリックス生命 新CURE(新キュア)」!
「オリックス生命 新CURE(新キュア)」も赤ちゃんが加入できる保険としておすすめの保険です。
早速、人気のポイントを見ていきましょう。
・保険料が割安で、手厚い保障がずっと続く
「オリックス生命 新CURE(新キュア)」も、1位の共済同様、保険料が安く、手厚い医療保障が受けられることが大きなメリットです。
例えば、入院給付金日額が5,000円、手術給付金が入院の場合で10万円、外来の場合で2.5万円、先進医療特約がつく基本プランの0歳から3歳までの男女の保険料を見てみましょう。
加入年齢 | 0歳 | 1歳 | 2歳 | 3歳 |
男児 | 1,032円 | 969円 | 931円 | 924円 |
女児 | 1,093円 | 1,025円 | 991円 | 993円 |
このように、概ね1,000前後の保険料となっています。
さらに、共済と違うのは、18歳で保障が終わるのではなく、保険期間は一生涯続くことを考えれば、非常に安心といえるでしょう。
上の表の基本プランには、七大生活習慣病になった場合には120日まで、三大疾病になった場合は日数無制限での保障が含まれています。
赤ちゃんの時にはあまり必要ないかもしれませんが、大人になってからも同じ安い保険料で、これらの保障が確保されるのは、大変大きなメリットといえます。
オリックス生命「新キュア」の詳細は以下
オリックス生命「新キュア」の評判やメリット・デメリットを解説!
3位「アフラック ちゃんと応える医療保険EVER」!
「アフラック ちゃんと応える医療保険EVER」も、赤ちゃんが加入できる保険として人気があります。
その特徴にはどんなものがあるのでしょうか。
・安い保険料で、必要な保障が続く
2位のオリックス生命「新キュア」同様に、3歳までの保険料を見てみましょう。
入院給付金は5日未満が一律で2.5万円、5日以上は日額5,000円、手術給付金は入院の場合5万円と20万円(難易度の高いもの)、外来は2.5万円、放射線治療給付金は5万円、疾病・災害通院給付金が5,000円の、最もシンプルなプランの場合です。
加入年齢 | 0歳 | 1歳 | 2歳 | 3歳 |
男児 | 855円 | 855円 | 855円 | 860円 |
女児 | 875円 | 880円 | 885円 | 895円 |
このように、最もシンプルな保障内容の場合、どの年齢も男女とも900円以下と非常に手ごろな金額の保険料となっています。
「アフラック ちゃんと応える医療保険EVER」の保障のユニークな特徴としては、5日未満の入院は一律で2.5万円もらえることです。
入院が1日や2日の場合も2.5万円もらえるので、もし余った場合は他の出費にも充てることができ、お得感があります。
また、 「オリックス生命 新CURE(新キュア)」同様、保障は一生涯続きますので、大人になってからの保障も考え、先進医療特約や三大疾病一時金特約、三大疾病無制限型長期入院特約などもつけると、安い保険料で、さらに長期的な保障を得られ安心です。
アフラック「ちゃんと応える医療保険EVER」の詳細は以下
アフラック「ちゃんと応える医療保険EVER」の評判やメリット・デメリットを解説!
ここまでの内容をみて、自分に医療保険が必要かもと思う人は保険のプロに相談しましょう。
保険の相談は当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」を利用するのがおすすめです。
たった1分で申し込み可能で、保険に関して誰よりも詳しい専門家に何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心して相談できます。
赤ちゃんに医療保険は必要なのか?
上で、赤ちゃんが加入するのに、おすすめの医療保険をご紹介しましたが、現実問題として、赤ちゃんに医療保険は必要なのでしょうか。
その親御さんの考え方や、家計の状況、住んでいる地域の公的な医療保障などの状況によっても、意見は変わってくるでしょう。
親として色々な意見があり、判断が分かれるところですが、何と言っても赤ちゃんは大人とは違い、まだ免疫力も低く、色んな病気にかかりやすいリスクがあるのも事実です。
赤ちゃんがかかりやすい主な病気には、以下のような病気があります。
・麻疹(はしかのこと)
・風疹(三日ばしかのこと)
・インフルエンザ
・乳幼児嘔吐下痢症
・ヘルパンギーナ
・手足口病
・おたふくかぜ
・水ぼうそう
・百日咳
・溶連菌感染症
もちろん、赤ちゃんがかかる病気はこれらだけではありませんが、これらの病気の治療が保障できれば、ひとまず安心といえますよね。
そのこともふまえながら、赤ちゃんには医療保険が不要、または必要、という両方の意見を見てみましょう。
赤ちゃんに医療保険は不要だという意見
最初に、赤ちゃんには医療保険が不要という意見からです。
何がポイントでどんな理由があるのか、見ていきましょう。
赤ちゃんに医療保険が不要な理由①:助成金がある
住んでいる自治体が、乳幼児の医療費の自己負担額を一部、または全額補助してくれる「乳幼児医療費助成制度」という制度があります。
制度の詳細は、自治体によって異なりますが、概ね未就学児は、この乳幼児医療費助成制度でカバーされますし、中には18歳までという自治体もあるようです。
医療保険の場合、保障の対象となるのは、入院や手術をした場合で、風邪を引いた、ケガをした、などで、病院で診てもらう場合には、保障の対象とはなりません。
ですので、上で述べた赤ちゃんがかかりやすい病気にかかったが、入院するほどではない、という症状の場合は、医療保険では保障されませんが、乳幼児医療費助成制度であれば、保障の対象となります。
もちろん、赤ちゃんが入院や手術を要する病気になることもありえますが、乳幼児医療費助成制度があれば、健康保険の適用のケースは対象となりますので、まずは安心と言えるでしょう。
ただし、細かい内容は自治体によって異なりますので、お住まいの自治体への確認が必要です。
赤ちゃんに医療保険が不要な理由②:低い入院率
親としては、自分の赤ちゃんが入院するような病気にかかることを考えると、真っ青になってしまいますよね。
赤ちゃんの入院の割合は、現実的にはどのくらいなのでしょうか。
厚生労働省の年齢階級別にみた受療率(人口 10 万対)の年次推移のデータを見てみましょう。
※ 平成 23 年は、宮城県の石巻医療圏、気仙沼医療圏及び福島県を除いた数値である
出典:厚生労働省 平成29年(2017)患者調査の概況
このデータを見ると、0歳~14歳の入院の割合は各年代で最も低く、わずかずつですが、年々減少しています。
また、平成29年のデータでは、人口10万人に対して0~14歳の入院患者の数は1,516人で、全体の1.5%となっており、非常に低いことがわかります。
これらの内容を理解した上で、「ちょっと気になるな」「医療保険に加入してみようかな」と思った方はまず無料の保険相談をすることがおすすめです。
「保険」というワードに「無料」というワードがくっつくとなんとなく怪しいなと思ってしまう方もいるかもしれませんが、ここで紹介する専門家は保険会社から手数料を受け取ることで相談に乗ってくれるという仕組みになっています。
例えば借りる家を探すときにアパマンショップやエイブルなどで相談しますよね?
これらの会社は同様に、顧客が契約したら手数料をもらう形で収益をあげています。こちらの保険相談も全く同じ仕組みです。
有料の保険相談と比較して質が落ちるということは絶対にありませんし、全く怪しいものではありません。
これまでこの保険相談利用した方の感想を聞いても保険への加入を無理に勧められることはなく、親身になって相談に乗っていただいたという声を数多くいただいております。
ジムやマッサージの無料体験に申し込むような軽い気持ちで1度無料相談をしてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんに医療保険は必要だという意見
次は赤ちゃんに医療保険が必要だという意見を見てみましょう。
赤ちゃんに医療保険が必要な理由①:治療費以外の出費がかさむから
赤ちゃんの医療費に関して、助成金で対応できるのは先に述べましたが、この助成金の対象となるのは、公的保険の対象の治療費のみです。
ですので、仮に入院した場合のことを考えると、実際には、入院中の食事代、差額ベッド代、付き添いようのベッドや布団代、交通費、入院中に必要な消耗品の費用などの費用もかかってきますが、これらは助成金では保障してくれないのです。
入院が長引けば長引くほど、これらの費用もかさんでいきますよね。
医療保険に入っておけば、入院給付金が入院日数に応じて給付されますので、これらに使うこともでき安心です。
また、上の厚生労働省のグラフで、0歳から14歳までの入院比率が全体の1.5%と低いことを説明しましたが、0歳~14歳の1,516人のうち、実際には0歳が1,167人とその77%を占めています。
さらにこの数字は、60歳~64歳の997人、65歳~69歳の1,305人に近い数字となっており、免疫力の低い0歳児のみを対象にした場合、やはり入院の比率はそれなりの割合になっているのです。
年齢 | 入院(人) | 外来(人) |
0歳 | 1, 167 | 7, 276 |
1~4歳 | 169 | 6 ,517 |
5~9歳 | 86 | 4, 377 |
10~14歳 | 94 | 2, 764 |
15~19歳 | 113 | 1, 923 |
20~24歳 | 158 | 2 ,108 |
55~59歳 | 758 | 5, 233 |
60~64歳 | 997 | 6, 279 |
65~69歳 | 1 ,305 | 7, 824 |
(出典:厚生労働省 平成29年(2017)患者調査の概況)
赤ちゃんに医療保険が必要な理由②:保険料が安く済む
もうひとつの理由は、保険料です。
終身型の医療保険は若いうちに加入すれば、安い保険料のまま一生涯の保障を確保することができます。
ランキングのところで見た、 「オリックス生命 新CURE(新キュア)」と「アフラック ちゃんと応える医療保険EVER」の保険料を、赤ちゃんの年齢と30歳、40歳、50歳で比べてみましょう。
オリックス生命 新CURE(新キュア)
加入年齢 | 0歳 | 1歳 | 2歳 | 3歳 | 30歳 | 40歳 | 50歳 |
男性 | 1,032円 | 969円 | 931円 | 924円 | 1,531円 | 2,166円 | 3,165円 |
女性 | 1,093円 | 1,025円 | 991円 | 993円 | 1,683円 | 2,000円 | 2,697円 |
アフラック ちゃんと応える医療保険EVER
加入年齢 | 0歳 | 1歳 | 2歳 | 3歳 | 30歳 | 40歳 | 50歳 |
男性 | 855円 | 855円 | 855円 | 860円 | 1,425円 | 1,880円 | 2,825円 |
女性 | 875円 | 880円 | 885円 | 895円 | 1,420円 | 1,695円 | 2,490円 |
どちらも3歳までは男女とも、高くても1,000円前後ですが、30歳、40歳、50歳と年齢を追うごとにどんどん高くなっており、特に50歳と比較すると、どちらの保険もその差は3倍前後にまでなっています。
このことを考えると、赤ちゃんのときの安い保険料で加入しておくメリットは非常に大きいですね。
赤ちゃんの医療保険は終身がおすすめ!
上記のように、赤ちゃんに医療保険が必要かどうかについて、それぞれの立場から解説しましたが、赤ちゃんの医療保険を考えるのであれば、終身保険がよいと思われます。
理由は、上で述べたように、赤ちゃんの時に加入すればかなり安い保険料で一生涯の保障を受けることができるからです。
高齢になればなるほど、特に60歳を過ぎるとがんなどの罹患率がぐっと上がりますし、定年などで収入の少なくなる世代でにとっては、1,000円程度の安い保険料は家計にも非常に楽といえるでしょう。
この1,000円程度の保険料は掛け捨て型の保険ですが、終身保険には貯蓄型もあります。
どちらを選ぶかは、ご自身の考え方や経済的な状況にもよりますが、0歳~14歳の低い入院比率を考えると、入院や手術などを受けることがなかった場合、貯蓄型を選ぶ選択肢もあります。
貯蓄型の場合、月々の保険料は高くなってしまいますが、掛け捨て型のように保険料を全て無駄にすることがないからです。
解約する時期にもよりますが、貯蓄型の場合、払った保険料の70%程度が戻ってきます。
さらに、払い込み期間を終了し、その後の解約時期を延ばせば延ばすほど、より多くの解約払戻金を受け取ることも可能です。
また、解約して払戻金をもらった後に、その時のご自身に必要な保障を見直して、新しい保険に加入することもできます。
終身保険の貯蓄型の保険としては、東京海上日堂あんしん生命の「メディカルキットR」があります。
これは、所定の年齢までに払った保険料が、何もなければ全額、給付金を受け取った場合はその差額を受け取れるというもので、その後も同じ保険料で保障は一生涯続きます。
参考:学資保険に医療保障を追加すべきか
お子さんが生まれた際に将来の教育費用の貯蓄として、学資保険を検討される方も多いかもしれません。
上でも少し述べましたが、学資保険は妊娠中から加入でき、早く加入すればその分加入年数が長くなるため、払戻し率が多くなりお得といえます。
この学資保険に加え、医療保険のことを考えた場合、学資保険と医療保険の両方に加入するのがよいか、または医療保障付きの学資保険を選ぶのがよいか、考えてみたいと思います。
冒頭で、赤ちゃんも加入できるおすすめの医療保険として、「共済」や「オリックス生命 新CURE(新キュア)」、「アフラック ちゃんと応える医療保険EVER」などを説明しました。
「共済」のメリットは充実した保障と掛け金の安さですが、保障はほとんど18歳までとなっているため、一生涯の保障を優先するのであれば、「オリックス生命 新CURE(新キュア)」、「アフラック ちゃんと応える医療保険EVER」などがよいでしょう。
早く加入すれば、安い保険料で一生涯の保障を確保することができます。
一方、医療保障付きの学資保険に関しては、あくまでも学資保険がメインのため、医療保障がつくと、払戻率が100%を割ってしまい、本来の貯蓄型のメリットが薄れてしまいます。
また、学資保険の満期を迎えると医療保障もなくなってしまうので、医療保障に関しても中途半端な印象が否めません。
ここまでの内容をみて、自分に医療保険が必要かもと思う人は保険のプロに相談しましょう。
保険の相談は当サイトが唯一おすすめしている保険相談サービス「ほけんROOM相談室」を利用するのがおすすめです。
たった1分で申し込み可能で、保険に関して誰よりも詳しい専門家に何回相談しても無料なので、損をするリスクがなく安心して相談できます。
まとめ:赤ちゃんの医療保険の必要性を徹底解説!おすすめランキングも紹介
赤ちゃんの医療保険の必要性について述べてきましたが、かんたんにおさらいしてみましょう。
・おすすめの保険は、「共済」、「オリックス生命 新CURE(新キュア)」、「アフラック ちゃんと応える医療保険EVER」
・赤ちゃんに医療保険が不要な理由は、自治体の助成金制度があること、低い入院比率
・必要な理由は、入院した場合に助成金制度では保障されない出費があること、赤ちゃんの時に加入すれば安い保険料で一生涯の保障が得られること
・医療保険付きの学資保険はあまりメリットがない
いかがでしょうか。
赤ちゃんに医療保険が必要かどうか、親御さんの考え方や家計の状況によっても変わると思いますが、大切なわが子の将来のことですので、しっかり検討してあげてくださいね。
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医療保険ランキング.comの管理人です。
サイト利用者のためになる情報を届けるをモットーに本当に役立つ情報を提供させていただきます。
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