
「JA共済の解約返戻金がいくらか知りたい!」
と気になる方向けの記事です。
JA共済の解約を検討している方は、解約返戻金がいくら受け取れるのかが気になるのではないでしょうか。
この記事では解約返戻金に関する以下の内容について説明します。
- JA共済で解約返戻金が受け取れる保険は?
- JA共済の解約返戻金はいくら?
記事に目を通して、JA共済の解約返戻金がいくらなのか、解約後にどのように保険と向き合うべきかを理解しましょう。
今すぐ保険を見直したい!という方は保険のプロと一緒に気になる保険を比較しましょう。無料なので、やってみて損はありません。
気になるところから読みましょう!
JA共済で解約返戻金が受け取れる保険一覧
JA共済にはいくつかの共済がありますが、解約返戻金が受け取れるものと受け取れないものがあります。
解約返戻金が受け取れるものから見ていきます。
- 終身共済
- 養老生命共済
- 定期生命共済(保険期間満了時は解約返戻金なし)
- こども共済
- 年金共済
これらの共済は解約返戻金を受け取ることができますが、注意しなくてはいけないのは、契約期間、払い込み期間が終了しているかどうか、月々の掛金などによって、その金額は変わってきます。
例えば終身共済の場合、契約期間と払い込み期間の違いによる解約返戻金の目安は以下のようになっています。
契約期間 | 解約返戻金額 |
契約から3年以内 | ない、またはわずか |
契約後3年から払込期間終了後3~5年以内 | 掛金支払総額をやや下回る |
払込期間終了後3~5年以上 | 掛金支払総額を上回る |
払込期間が終わって3~5年以上たっていないと、支払った掛金の総額より少ない、つまり、損をしてしまうようですね。
JA共済で解約返戻金が受け取れない保険一覧
一方、JA共済で解約返戻金が受け取れないものは以下の4つとなっています。
- 医療共済
- がん共済
- 介護共済
- 生活障害共済
掛け捨て型のように掛金が比較的安く、医療やがん、介護、生活障害に備える目的の共済には解約返戻金がありません。
解約返戻金は受け取れないが、割戻金がある
上で述べた共済は解約返戻金は受け取れませんが、その中の医療共済には割戻金の制度があります。
割戻金とは、毎年決算月に余剰金が出た場合、契約者にその分を還元するものです。
仮に割戻金をもらえた場合、実際の掛金がその分安くなることになります。
ただし、毎年余剰金が出るとは限りませんし、余剰金がなければ当然割戻金もありません。
JA共済の各商品の解約返戻金はいくら?
解約返戻金がある共済があることはわかりましたが、次に気になるのはその金額ではないでしょうか。
大体どのくらいもらえるものなのか、解約返戻金の金額について見ていきましょう。
解約返戻金は解約の時期によって異なる
解約返戻金の金額は、前述したように、契約期間、払い込み期間が終了しているかどうか、月々の掛金、また保障内容などによっても変わってきます。
契約期間と払い込み期間終了しているかどうかの基準で考えると、前述の表の内容が目安となります。
契約期間 | 解約返戻金額 |
契約から3年以内 | ない、またはわずか |
契約後3年から払込期間終了後3~5年以内 | 支払い済みの掛金の総額よりやや少ない |
払込期間終了後3~5年以上 | 支払い済みの掛金の総額より多い |
解約返戻金の計算方法
一般的に解約返戻金は、
解約返戻金 = 契約者価額責任準備金 - 解約控除
の計算式で求められます。
それぞれの用語を説明します。
- 契約者価額責任準備金とは、契約者が解約までに支払った掛金のうち積み立てている部分のお金のことです。
支払った掛金の合計金額とは異なるので、注意してください。 - 解約控除とは、共済を新たに契約した場合、それに伴い、人件費や事務的なコストがかかりますよね。
このコストのことを解約控除と言います。
この解約控除のコストは、最初は保険会社や組合が負担しますが、その後長い年月をかけて、契約者の掛金から回収していきます。
そのため、契約後すぐに解約してしまうと、ほとんど回収されないうちに解約してしまうことになるため、上の計算式の解約控除の金額が大きくなってしまい、その結果、解約返戻金の金額が少なくなってしまうことになるのです。
また、もともと契約期間が短いと契約者価額責任準備金も少ないため、解約返戻金の金額は少なくなります。
正確な金額が知りたい場合は、最寄のJA共済相談受付センター(0120-536-093)、(※土曜日・日曜日・祝日を除く、午前9時から午後6時)で確認することができます。
まとめ:JA共済の解約返戻金はいくら?各保険の解約返戻金について解説
JA共済の解約返戻金について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後に主なポイントをおさらいしておきましょう。
- JA共済には、解約返戻金が受け取れるものと受け取れないものがある
- 解約返戻金を受け取れない共済でも、割戻金があるものもある
- 解約返戻金の金額は、解約の時期、残りの払い込み期間、月々の掛金などによって異なる
- 解約返戻金の計算式は、解約返戻金 = 契約者価額責任準備金 - 解約控除
解約返戻金が受け取れるものでも、契約後間もない場合には、その金額はあってもごくわずかだったり、ない場合もあります。
その場合、結局契約者の掛金の払い損になってしまいます。
JA共済の解約を考える場合、早まって解約するのではなく、まずは、JA共済相談受付センターで解約返戻金の金額を確認するなど、よく検討することをおすすめします。
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